【北京時事】中国国家移民管理局は15日、中国に寄港するクルーズ船の外国人団体客に対し、15日間のビザを免除する措置を即日実施すると発表した。国内の旅行会社を通じ、天津や上海、広東省広州など13都市の港から入国する団体客を対象とし、活動範囲は沿岸都市と北京に限定される。
 中国は最近、欧州や東南アジアなどにビザ免除を拡大している。一方、新型コロナウイルス流行前に日本に認めていた短期滞在ビザの免除措置は今も復活しておらず、経済界などから早期再開を求める声が上がっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)